Kouchのブログ

休学中の東大生が言いたいことを言います。

【Day22】休学ワークショップしてきました!

 

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↓前回の記事

kouch.hatenablog.com

 

休学ワークショップやってきました!

 

とても有意義でした!楽しかったし!!

 

ざっくりレポートを書いていきます。

 

 

アイスブレイク:紙を高く積み上げよう!

A4の紙をたくさん使って、とにかく高く積み上げよう!という班対抗ゲーム!

 

三人ずつの班でやったんですが、自然と紙を折る人、作戦を考える人、組み立てる人など、役割分担されていきます。

 

最初はみんな好き勝手言って笑、なかなか方針が立ちませんでしたが、終盤は団結して仲良くなりました

 

メインワーク:「人生において休学とは」

これがメインワーク!

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こんな感じで、机にめちゃでかい紙が貼ってあって、それぞれ話をしながら思ったことを書いていきます。

 

相手の書いたことに付け足してもいいし、自分と相手の言ったことが似ていれば繋げてもいい、というほぼルールなしなディスカッションです。

 

これを40分×3回やりました!

最初の方はみんなちょっと緊張して一般的な会話がメインでしたが、回数が増えてくるにつれて深い話題にもどんどん触れていけました。

 

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終盤は休学から離れてプロダクト開発だったり、自分がどこに喜びを覚えるのかだったり、「人生について語る」というフェーズになりましたね。

 

こうやってみんなで自分たちのことを語るっていう機会は日常的にあんまりないので

「この人はこんな考え方をするんだ。それもありだな」

「自分は当たり前だと思ってたけどみんなは違うんだな」

とか、結構他人の話を聞くと自分の考えの整理になります。

 

やっぱり、語り合うのは面白い。

 

 

サブワーク:レゴで休学を表現する

「何にも考えずにレゴを作ってみて、そのあとにみんなで意味づけをしていこう」というサブワーク

事前にすけ先生と打ち合わせしてる時には

「いやレゴ作ったってみんな同じ様なものしかできないでしょ」

とか思ってたんですが、

 

まあレゴって個性が出ますね!!!おもろかった!!!!

 

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こんな感じで机の上にレゴが置いてあります。それをひたすら一人一人作る

 

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そしてできた後はみんなで意味づけをしました。

 

休学してたり休学に興味がある曲者ばっかりだったせいか、みんなこだわりを持ってました笑

 

しっかり土台を作ってしっかり作っていく人とか、レゴの接続面は接続するためのものだから見せたくない、とか、わざと最後のパーツくっつけないでおく、とか。

 

僕は動くものを作りたくて、タイヤとか回る部品とかを使いまくったものにしました。

だーらとかは真逆で「直方体のレゴ以外使いたくない」とか言ってて、みんな面白いな〜〜と。

 

 

個人的感想

ワークショップは面白い!!

やっぱり「こういう風にできたらいいよね」って事前に考えていたことを当日やってみて、みんなが楽しそうにしてくれると嬉しいですね!

 

休学してる・したい子と話をするのは楽しい

みんな「将来どんな人になりたい?」「何を人生で成し遂げたい?」みたいな深い話になっても「俺はこういうことがしたくて〜〜」ってベラベラ語っていました。

やっぱり自分の意思が結構強くて、これがやりたい!って軸がしっかりある子が多かったです。

 

自分のことを知るには、誰かと話す

今まで悩んだり、将来のことを考えるときは一人でノートに向かい合ったりしてたんでうすが、他人と話をすると自分に対する気づきを得るこができました。

 

誰かに質問されて「あ、そんなこと考えたことなかったな、どうだろ」って考え始めることもありますし、

他の人の話を聞いて、自分の長所とか短所を知ることもできます。

 

だからちょっと迷ったり、自分のやりたいことがわからなくなったら他の人とひたすら語り合うっていうのはアリだなと思いました!

 

 

休学ワークショップは第二回もやります!!

 

また次回、お会いしましょう〜!!!

 

 

 

 

 

【Day21】休学ワークショップ、やります!~休学って何だ~

お久しぶりですー!

 

 

 

■今日の内容

 

さて!今日のブログは【休学ワークショップのお誘い】です!

 

 

実は東大のワークショップマスター田中先生と一緒に、6/23(日)に休学に関するワークショップをすることになりました!じゃーん!

 

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↓こちらがFacebookイベントです!

https://www.facebook.com/events/883809455292204/

 

是非来てください!!

 

 

==============================

 

 

 

って感じなんですが、これだと興味を持ってくれる人はいないと思うので、

 

 

1.僕がどうして休学ワークショップをやりたくなったのか、実際にどんなことをするのかをいい感じに書いて!

 

2.皆さんに「え!面白そう!」と思っていただき、

 

3.申し込みフォーム(20秒)を書いてもらう!

 

 

というのが本日のブログの意味です!!!!(素直)

 

ということで、休学ワークショップについて説明していきましょう!

 

 

 

■休学ワークショップをやるに至った経緯

 

 

まずは簡単に自己紹介をさせてください。

 

僕は東大二年生の時にインターンを始めたのですが、思った以上に楽しくてハマってしまい、去年度は丸一年休学をしていました。

 

そして今年の4月大学に戻って、今は三年生として学校に通っています。

(実は夏からもう一年休学しようかなと思っていたりします)

 

学校に戻って2ヶ月が経ちましたが、改めて「休学中の経験って自分の人生に結構大きな影響を与えたな〜」と実感しています。

 

 

 

ただ、僕自身休学する前も、休学してる時も色々と苦労をしたことがあって…

(次のブログで詳しくお話します)

 

同じように困っている人たちに何かしたいな、と思っていました。

 

 

 

「休学に興味ある人たくさん集めたらなんか面白いことできそうだな〜」

 

とお風呂に入ってる時にたまたま思って。

 

サークルが同じだった東大の天才ワークショップマスター田中先生に電話してみたら「いいね!面白そう!やろうぜ!」ってなって、今に至ります。

 

 

ここで田中先生の他己紹介をしておくと、彼も去年の夏から東大を休学しています。

 

現在取り憑かれたようにワークショップをやりまくっている人です。役者もやってます。

 

彼のtwitterはこちら↓

https://twitter.com/yunosuketanaka

 

僕も今まで彼のワークショップに参加したことがあって楽しかったんですよね〜

 

彼のスケジュールを見たらめちゃめちゃワークショップの打ち合わせが入っててビビりました笑

 

学生ながらワークショップのことや「ものの考え方」みたいなものに対してとても深く考えてる人で、時々「こいつに比べて俺ってこんなにヘラヘラしてていいのかな」って感じます笑

 

今回は発案は僕ですが、実際のワーク内容は経験豊富なワークショップマスターの彼が考えてくれています。あと2週間!僕も当日楽しみ!!

 

 

 

 

■当日何やるの?

 

当日のタイムテーブルはこんな感じです。

 

 

13:4514:00

開場

 

14:0014:40

自己紹介・アイスブレイク

 

14:4015:20

「人生において休学とは」対話ラウンドその1

 

15:2015:40

サブワーク1「休学をレゴで造形する」

 

15:4016:20

「人生において休学とは」対話ラウンドその2

 

16:2016:40

サブワーク2「休学の IF を考える」

 

16:4017:20

「人生において休学とは」対話ラウンドその3

 

17:2017:40

リフレクション

 

いや、まず、「休学をレゴで造形する」って!!?!?!?!

 

僕も同じこと思いました!!笑

 

 

僕もやったことなくてイメージできていないんですが、ワークショップでのレゴは結構効果的らしいです。

 

当日は会場に大量のレゴが運び込まれます。お楽しみに笑

 

 

全体的な流れとしては、ワールドカフェ形式という形式をとっています。

グループで色々な道具を使って対話をしながら議論を進めていく形です。

 

それだけではなくて、アイスブレイクでは会場で楽しめるものを用意しています!

 

 

必要な道具は会場に全部ありますし、事前に何か準備していただきたい!ってこともありません。

 

 

僕、個人的には意識高いパターンの「〇〇交流会」みたいなものがめちゃ苦手なんです!

 

なので、このワークショップはめーっちゃアットホームな空気でやろうと思っています笑

 

当日は中野駅から徒歩4分の会議室でやるんですが、気軽に「まあちょい興味あるし行ってみるか〜」くらいのテンションでふらっと立ち寄ってください!!

 

 

■最後に

 

どうですか?休学ワークショップ、行きたくなりましたよね!!!

 

↓こちらがFacebookイベントです!(再掲)

https://www.facebook.com/events/883809455292204/

 

実はこちらで「参加」としていただくだけでは申し込みにならないんです。

 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfgHrhoWzX3Kl1Vvwiehnw3_FpNCnZvmB6XWsZBEoJo2xA78w/viewform?usp=send_form

 

こちらを書いていただいたら 参加申し込みになります!(20秒かからないくらいで終わります〜!)

 

もう一本休学ワークショップに関するブログを書こうかなと思ってるんですが、今日はここまで!

 

では、また次回〜〜!

 

 

 

 

 

 

【Day20】起業したい僕はどうしてエンジニアの勉強をしているのか〜「こーちがいるから大丈夫だ」〜

■はじめに

 

あけましておめでとうございます!!

 

せっかくの新年一発目のブログ。

 

今日は僕が将来的にどうなりたいのか、という話を、決意表明も含めてお話していきたいと思います。

 

 

 

 

■去年は何してたの?

 

3月から休学を始めて、インターンや自分のプロダクトで勉強をしていました。

 

去年の今頃の自分のメモとか見てると「おー俺って一年でめっちゃ成長したんだな」と思います。

 

 

でも!!!

 

 

確かにここ一年で成長できたと思うけど、それは「起業家」としてではなく、「エンジニア」として、って部分が強い。

 

どうして自分は今エンジニアの勉強をしているのか、再確認してみようと思います。

 

 

 

 

■「別に起業するならエンジニア雇えばいいじゃん」という意見

 

この話をいろんな人から聞くし、実際自分もその通りだと思います。

 

今日のブログを書こうと思ったきっかけです。

 

 

「CEOが実現したい未来やVisionを示す。」

「自分にスキルがないならスキルを持ってる人間を雇えばいいじゃん」

 

 

実際今までお話したことがある起業家はほとんどこういうタイプです。

 

 

僕のインターン先のCEOも

 

「俺開発のことなんで全然知らないよw全部CTOに任せてるからw」

 

っておっしゃってました。

 

 

 

別にリーダーが実際に手を動かす必要なんてないし、「社長のあり方」としてこの形が一番理想だと思います。

 

 

 

 

 

■でも僕はそういう社長にはなれない

 

そういう人とお話をしていると、「俺はこの人たちみたいにはなれない」と感じてしまいます。

 

 

例えば、日本で一番できるエンジニアがチームに入ってくれたとして、

 

「こーち、忙しいと思うから開発は全部俺に任せてくれ!」

 

と言ってくれたとしても、きっと僕は

 

「うーん、やっぱり俺も作りたい!」

 

と思ってしまうと思います。

 

 

誰かエンジニアに「こういうの作ってくれ!」って指示するんじゃなくて、(少なくとも創業期は)自分でガリガリコードを書きたい!

 

 

ここは完全に自分のエゴですね。

 

エンジニアリングって一番楽しい部分の一つだと思うし、そこは自分でやりたいだけなんだと思います笑

 

 

 

 

 

■じゃあCTOとかフリーランスとか目指せば?

 

 

 

僕の周りの社長達を見てて、昔は「俺は社長向いてないんじゃないか」と思ってました。

 

それなら、技術を極めていって、フリーランスとしてガンガン稼いでいく、とか別の選択肢も考え始めました。

 

 

 

一時期の作戦としては

 

- だーら(僕の親友)に社長をやってもらって事業とか考えてもらう。

- 自分はNo.2のCTOとして技術のことだけ考える。

 

という作戦を立ててた時期もありました。

 

 

 

 

■でもね、やっぱり社長になりたいんだ!

 

去年の夏すぎ、一度だーらが考えてくれた「電車のサービス」をやろう!という話になって、それで二人で事業を詰めていった時期があったんです。

 

da-ra.hatenadiary.jp

 

↑ちなみにそのサービスは彼の休学を決意させるきっかけとなりました。

 

彼のブログに詳しく書いてあります。

 

 

ある程度時間をかけたのですが、結局僕の方から「事業変えない?」と言い出してしまったんですよね。

 

 

これ超身勝手な発言ですが、多分僕は自分が考えた事業じゃないと、心のそこから熱くなれないんじゃないか、と思うんです。

 

 

 

 

■結局どうなりたいの!?

 

僕の中の結論としては、

 

「自分で考えたもの」を、

 

「自分で作る」!

 

というのが僕のコアな欲求だと感じてます。

 

 

会社のトップとして事業を考えつつ、

 

エンジニアとしてもガンガン活躍して行きたい!と。

 

 

現実的に会社を作ってからある程度経ったら、ちゃんとしたCTOを雇って開発からは身を引いていくべきなのかもしれません。

 

でも、少なくとも創業時は自分でコードをガンガン書きたいし、やっぱり自分が思い描いたものを自分で作りたいと思いますね。

 

 

 

 

■こんなこと可能なの?

 

僕の理想である「起業家としてもエンジニアも両方できる人」になることは可能なのか。

 

どうして僕がそこにこだわってるのかと言うともう単純明快すぎる理由があります。

 

 

 

それは、僕の理想像である日向徹という社長です。

 

実は彼は実在する人間ではなくて、リッチマンプアウーマンというドラマで小栗旬が演じた架空の人物です。

 

彼はエンジニアとして最強で、でもただの技術オタクかと言われればそんなことはなく、すごいアイデアをガンガン思いつく起業家でもあります。

 

 

中三の時から自分の理想像として日向徹はずっと存在していて、起業したいと思ったのも、プログラミングを始めたのも彼の影響です。

 

 

(ドラマで人生の夢を見つけた?それって最高じゃない?ってブログを今度書こうと思います。笑)

 

 

もちろん架空の人物なので「あんな人実際にはいないよ」と言われてしまうかもしれませんが、それは僕の頑張り次第だと思うし、今は彼を超えられるように

 

「自分で考えて、自分で作れる人」

 

を目指して行きたいなと思います。

 

 

 

 

 

■なんで日向徹に憧れたんだろう

 

当然誰かに憧れるということは、「自分もこうなりたいな」と思える要素をその人が持ってるから憧れるわけですよね。

 

今分析してみると、

 

日向はみんなから好かれてるわけじゃないのに、「日向さんがいればなんとかなる」とみんなを安心させることができる。

 

そこが自分の憧れポイントなんだな、と。

 

 

 

↑これ3ヶ月前の僕のツイートでちょっと痛々しいんですが、これを人生の目標にすることにしました。

 

 

 

ベンチャーなんて先が見えなくて不安なことは多々あると思いますが、そういう時に

 

「俺がいれば大抵のことはどうにかなる」

 

って自分でも思いたいし、

 

「最終的にはこーちがなんとかしてくれる。あいつがいれば大丈夫」

 

ってみんなを安心させてあげられるような人間になりたい。

 

 

 

 

平たく言えば僕は他人に頼ることが苦手なのかもしれません。

 

だから「俺はエンジニアわからないけど任せるよ」ではなく「俺が最強のエンジニアになる」って思考なんですね。

 

 

 

 

 

■もう、とにかく、「最強」になりたい!

 

 

僕のヒーローアカデミア」という漫画が好きなんですけど、それのオールマイトみたいな。

 

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「俺がいるから大丈夫!」

 

ってかっこよく言える人になりたいですね。

 

 

 

 

■最後に

 

「エンジニアとしても最強の社長」になりたい。

 

 

これが実際に実現可能なのかどうか、これが正解なのか、わかりませんが、

 

今は自分の理想像に向かって、「最強」になるべくガンガン突き進んでいこうと思います。

 

次回は僕のこれから具体的な計画のブログを書こうと思います。

 

 

では、2019年も最高の年にしましょう!!

 

 

 

 

 

 

 

 

【Day19】人生で初めて親友と意見が食い違った〜「未来の自分」をぶっ殺せ!〜

■人生で初めて親友と意見が食い違った

 

 

 

僕には「いつか一緒に起業しようぜ!」と言っていると親友がいて。

 

もう二年半くらいの付き合いで、まだ一回も喧嘩とかしたことがなかったんです。

 

 

でも!ついに!最近初めての(喧嘩ではないけど)意見の食い違いが発生しました!

 

もう10回くらい「いつかお前と喧嘩してみたいな〜」って話をしていたので、正直ちょっと新鮮で楽しい(大きな目で見れば)。

 

 

 

まあ端的に話すと、どう意見が食い違っているかと言うと

 

 

 

 

親友

「起業するのはまだ早い!社会人に3年目とかがベストだと思う。それまで実力や人脈をつけよう!そっちの方が確実だ!」

 

 

「いや社会人になってからなんて起業モチベ下がってるかもしれないじゃん!せっかく今やりたいって思ってるんだから今から始めようよ!」

 

 

 

という口論なんですね。

 

 

 

 

まあこんなの誰にも正解なんてわからないし、ただの性格の違いだといってしまえばそれだけ。

 

 

でも、彼のように真反対な意見を言ってくれる友人のおかげで、僕は最近自分のブレストがすごく捗っていて、今日は自分が感じていることをつらつらと書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 ■彼から言われた言葉

 

 

彼がこの前言っていたのは、

 

 

 

 

「将来起業したい!ってモチベが消えてもいいじゃん。

 

もし将来に『大企業がベストだ』自分が判断して、

 

大企業にいることを選択したのなら、それが一番幸福じゃん!」

 

 

 

 

と言っていて。でもここがずーっとしっくり来なくて。

 

僕のコアな考え方はここにあるんじゃないかと思ったんですよね。

 

 

 

 

 

 

■「未来の自分」は「今の自分」の敵

 

 

僕が中一の時、僕は「遊戯王の世界チャンピオンになろう」と思ってました。

 

高一の時は、「物理学者になって宇宙や原子のことを研究したい」と思っていたし、

 

大学一年から今に到るまでは「起業して俺のサービスを世に広めるぜ!」と思っています。

 

 

みんなだって同じだと思っていて、結局3年前とかの自分と今の自分ってほぼ完全に別人なんですよ。

 

 

 

 

 

今、「めっちゃ〇〇やりたい!!」と思っていても3年後の自分はそんなの忘れている可能性ってめちゃ高いし。

 

だから、僕の中では「未来の自分」は「今の自分」の敵です。

 

 

これは自分が弱い人間だとかそういう話ではなく、三年も経てば、生きてる世界が違うんだから仕方ない。

 

 

 

 

■「夢」ってなに? 

 

 

だから、今のあなたが思ってる「将来の夢」なんてものは、結局いつか忘れる可能性が高いんです。

 

 

僕だって今、物理学者や遊戯王の世界チャンピオンになりたいなんて1mmも思ってないですし。

 

 

ここで、考えなくちゃいけないのは、「その夢を諦められるかどうか」だと思います。

 

 

 

 

僕の例で言えば、

 

 

 

「3年後の俺は起業なんて興味ないかもな〜まあいいっか、そん時はそん時で」

 

と思うのか、

 

「いや、俺は絶対に人生の中で起業してサービスを世に広めたい。もうこれは絶対!」

 

だと思えるかだと思います。

 

 

もし諦めきれるんなら、そんなもん夢じゃねえ

 

これは、僕の好きな宇宙兄弟のセリフの一つで、本当にその通りだと思います。

 

(恥ずかしいセリフだけど)日々人マジでかっこいい。

 

 

 

 

 

でも 「これは死んでも、何が何でも達成したい!」と思えるものがあるならそれは夢だと思っていて。

 

そして人間が生きていてこれくらい熱い想いを注げるものに出会えるのって、本当にラッキーで奇跡だと思うんですよね。

 

 

 

 

 

今夢が見つかっても「まだ準備しないと」とか思っていたら、結局「未来の自分」に乗っ取られてしまいます。

 

 

10年後の僕は

 

「まあ起業したいとか言ってた時期あったな〜でも俺は大手に来てよかった〜」

 

とか思ってしまうかもしれません。

 

もちろんこの瞬間では今の気持ちなんて忘れているし、なんの後悔もしていないかも。「自分は今超幸せだ」と思っているかもしれません。

 

 

 

 

この「大手企業で安定した幸せな生活をしている未来」を想像した時に、

 

「まあいいっか、こうなったらこうなったで」と思えるのか。

 

「いや、こんな未来は絶対にいやだ!!」と思うのか。

 

 

 

 

 

 

 

■僕の結論

 

 

 僕は現時点で「起業して自分のサービスを世界中の人に使ってもらうこと」は「絶対に人生で成し遂げたいこと」だと再認識して、これは夢だと思っています。

 

 

だからこそ、せっかくこのモチベのFireが消えないように、今から行動を起こしていきたいと思います。 

 

 

僕に改めてこういうことを考えさせてくれた親友には感謝ですね。

 

やっぱり、一緒にいるべきは自分の真反対の人だと思う。

 

 

 あとは、親友の意見もちゃんと聞いて、それから二人の計画を立てようと思います。

 

 

 

■終わりに

 

 

もし「これが夢だ!絶対達成してやる!」って思えることに出会ったなら、"今"行動を起こそう!!

 

 

「未来の自分」は何をするかわかりません。ほぼ別人。

 

 

 

自分がコントロールできるのは「今の自分」だけなんだから、今のうちに、その「未来の自分」をぶっ殺しておこうぜ!後戻りできなくしようぜ!と。

 

そのために今覚悟を決めて、行動しないといけないと思うんです。

 

 

あとは勇気と行動力!!!

【Day18】右脳派か左脳派か考えていたら「人間が色を好きなる過程」の真理にたどり着いた

こんばんは!

 

 

今日はただ考えたことを書きます。今日は日記みたいなテイストで書いてきますね。

 

 

 

 

■きっかけ

 

まずはこのツイートをご覧ください。

 

 

このツイートバズってて僕のところまで流れてきたんです。

 

皆さんもやってみてください。

 

 

 

僕はやってみたら「うさ脳」だったんですよ。

 

『完璧主義。自分で決めたい。個性派』

 

うわ〜確かに当たってる〜〜!すげー!と思ったのですが…

 

 

 

 

 

 

 

■ちょっと待った!!!!

 

 

本当か?それ、本当に「うさ脳」だからなのか?

 

 

4つの選択肢「真面目に考える」「個性派」「理想と現実のギャップに苦しむ」「感覚人間タイプ」って、それ全部「あ、当てはまるかも」って思いませんか?

 

そう!これこそ占いの古典的手法だと思うんです。

 

 

 

 

 

 

■占いの古典的手法

 

僕は願掛けとか縁起とか運とか血液型とか全く信じない主義です。

 

(「縁起がいい」と思うことによって自信が持てて、結果いいパフォーマンスが出る、ということはあると思う。

でも結局気の持ちようであって、縁起とかそういう問題ではない、と思っている)

 

 

占いも信じません。メンタリストとかは信じるけど。

 

 

占いの古典的手法は

 

「本当は全員に当てはまることを言っているのに、あたかも自分個人として当たってると思わせる」

 

だと思っています。

 

 

 

 

たとえば、占い師に「あなた、最近対人関係で悩んでるでしょ」と言われたら、ほとんどの人が「そうです!え、なんでわかったの?」って思いますよね。

 

そもそも対人関係で全く悩みのいない人なんていないんですよ。人間の全ての悩みは、対人関係なんですよ。(急にアドラーネタ入れていく)

 

 

 

 

他の例では、女の子を口説く「あえて反対のことを言う」テクニックとかもそうだと思います。

 

「〇〇ちゃんって、一見大雑把に見えるけど、意外と繊細なところもあるよね…」

 

とか。そりゃあ人間大雑把か繊細のどっちかなんだから「え、私のことよくわかってる…!」って思ってしまうわけですよ。女性陣はこんな言葉に騙されないでください。

 

 

 

 

 

この左脳右脳ツイートも同じ手法だと思うんですよね。

 

 

で、これのおかげで、高校時代にいろんな診断とかをやったのを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

■じゃあ「〇〇な人診断」は無意味なのか

 

 

僕は自分のことが大好きです。自分に興味があるし、自分のことをもっと知りたい。自分が何が得意で、何に幸せを覚えるのか知りたいんです。(唐突)

 

高校時代、自分のことが好きすぎて、「自分のことについてまとめたノート」を作っていたくらいです。

 

その時、ネットで「自分のことをもっと知る手段はないかな」っていろいろ調べてみました。

 

 

 

 

 

よくある、性格診断とかはある程度信憑性があると思いました。質問50個くらい答えれば、ある程度プロファイリングできそう。

 

あと調べたのが、「乙女座の特徴」「A型の特徴」とか。でもこれは占いと一緒で、信憑性がないと思いました。

 

じゃあ血結局「〇〇な人の特徴」は全部信憑性がないのか、と言われるとそうでもないと思うんです。

 

 

 

 

 

■「好きな色」と性格は、関連してると思う

 

唯一信憑性があるなと思うのは、「色」でした。

 

僕は幼稚園の時から(らしい)赤が大好きなんですが、「赤が好きな特徴」とかって結構当てはまってると思うんです。

 

 

え、血液型とか星座は信じないのに、色は信じるの?って思いましたよね。

 

僕も自分で不思議になって、色々考えてみたんです。

 

 

 

 

 

 

 

■先天的か、後天的か

 

10分くらい考えて、これの差は、先天的か、後天的かの違いだと気づきました。

 

星座とか血液型は先天的。もう変更できません。

 

 

 

好きな色は、センスとか美的感覚ではなく、社会的なイメージによって作られているのではないか、と!

 

僕は赤が好きなんですが、赤って、炎ってイメージがありませんか?〇〇レンジャーとかでも、基本的に赤がリーダーで一番前に立ってるじゃないですか。

 

 

 

 

幼稚園の頃の僕は、(無意識に)

 

「こういう風にリーダーになって前に立ちたい!赤い炎みたいに、情熱的、エネルギッシュな人間になりたいぜ!」

 

的なことを思ったんじゃないですかね?(もっと漠然と)

 

 

 

多分、世の中の炎が緑色をしていて、戦隊モノのリーダーが緑色だったら僕は赤を好きになってないんじゃないかと思うんですよね。

 

 

つまり、僕は「赤という色そのもの」ではなく、「社会に作られた赤のイメージ」を好きになって、結果赤が好きになったのではないでしょうか。

 

 

そう!色を好きになる、っていうのは後天的なものではないかと思うんです。

 

 

右脳か左脳か考えていたら、人間の色を好きになる過程の真理にたどり着きました。

 

 

 

 

 

■まとめ

 

基本的に占いとか胡散臭い診断は「本当は全員に当てはまることを言っているのに、あたかも自分個人として当たってると思わせる」を利用しているのではないか。

 

でも色の診断はある程度信頼できる気がするんだよなあ。

 

あ、色の好みは先天的じゃなくて後天的なんじゃないか?

 

という僕の思考回路を共有するブログでした。

 

 

こういう、「なんか今思ったこと書く」みたいのこれから増やしていきたいですね。

 

 

 

 

【Dat17】いろんなスタートアップのビジネスモデルを分類してみた〜10のフレームワーク〜

■はじめに

 

 

こんばんは!

 

 

今までのブログは僕の個人的な思い的なものを語ってきましたが、今日はどちらかと言うと「せっかくまとめてみたからみんなに共有してみた」っていう同期で書いています。

 

 

さっき、「起業の科学」って本を読んでいて、

 

「スタートアップの10のフレームワーク」ってのが載ってたんですね。

 

そこで、「今世の中にあるスタートアップはそれぞれどのフレームに当てはまるのか分類してみたら面白いんじゃないか」と思って、自分の意見を交えながら、この記事にまとめてみました。

 

(本に書いてあることと自分で調べたことが混ざっているので、全て正しい情報とは限りませんが)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■スタートアップの10のフレームワーク

 

 

①中間プロセスの削除

 

これはわかりやすいですね。今まで「何か」を通じないと繋がらなかった二つのものを繋げる。そこで中間マージンの部分をすっぽり排除する、というビジネスモデル。

 

 

 

 

例:Uber

Uberは「自動車の配車サービス」です。

 

今まで、従来のタクシーの運転手はタクシー会社に所属し、長時間運転したりとあまり良くない労働環境でした。

 

しかし、Uberの運転手は、簡単に自分をドライバーとして登録することができ(個人タクシー事業者の資格は必要)自分の好きな暇な時間にドライバーとして働くことができます。

 

ドライバーは空いた時間にタクシーの運転手としてお金を稼ぐことができる。

ユーザーはスマホで2タップでタクシーを配車できる。

その二人をマッチさせるというサービスになっています。

 

タクシー会社いう中間プロセスを排除しているので、タクシードライバーの稼ぎも良いそうです。(運賃の20%がUberに行き、それ以外は自分の給料になる)

 

 

 

 

なんかこれだけ聞くと「そんな隙間時間だけの運転手より、ちゃんと働いているタクシー会社の運転手の方が安心じゃない?」と思うかもしれません。

 

しかし、実際は逆なんです。Uberのドライバーはユーザーの評価で4.6以下になってしまとドライバーとしての仕事をこなすことができなくなります。

 

ユーザーの評価に晒されている分、運転手はフレンドリーになり、車内は綺麗になる。

結果として、ユーザーからしてもより良いサービスを受けられるわけですね。

 

 

こんなタクシー、ぜひ私(わたくしー)も一回使ってみたい!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

②アバンドル化して最適化する

 

バンドルとは、色々なもの一つにまとめてあることです。

 

世の中のバンドルされすぎていて、ユーザーが使いづらいと感じているものを分解(アバンドル)し、明確に「これ!!」と提供するビジネスです。

 

 

 

 

例:SmartNews

 

今まで新聞は、20ページ前後で色々な情報が載ってました。記事もあるし広告もあるし、何ならテレビの番組表まで載っていた。

 

そしてそれを印刷して、配達する業者も関わっていました。

 

SmartNewsは「ニュース」以外は載っていません。色々な情報が混在していた新聞を「アバンドル」したことでユーザーにわかりやすいサービスになったわけですね。

 

 

 

 

同じようなモデルにNETFLIXもあるのではと思います。CMとかニュースとかアニメとか映画とかぐちゃーってなっていたテレビ放送でしたが、「映画やアニメを観たいならうちに入ればめっちゃ見れるよ!」ってシンプルに価値を提供してるんですね。

 

昔は部屋にテレビ欲しいなって思ってましたが、NETFLIXのおかげでパソコンで十分かな、って思います。録画をしなくても無限にあるコンテンツから、好きなものだけ選んで観れるのはとっても便利ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③バラバラな情報をまとめる

 

色々な所にフラグメント化(断片化)している情報を集めて提供するサービスですね。アバンドルとちょっと逆方向な気がします。

 

 

 

例:価格.com

わかりやすい。ビックカメラヤマダ電機のいろんな店舗に行かなくても、価格comで検索すればズラーっと値段一覧が見れるわけですね。だからユーザーは一番やすいところで買える。

 

あとは食べログとかもそうですね。「渋谷 パンケーキ」でズラーっと店舗が出てくるから、そこから好きなところを選べばいい。それぞれのHPを全部見なくて言い訳です。

 

 

 

 

僕がインターンしているトラベルブックという会社もこのモデルです。

同じホテルでも、予約する旅行会社によって値段が違うことって全然あるので、「こっちのサイトで予約すればよかったのに…」ってことが起こりうるんですね。

 

トラベルブックでは、じゃらんとかいろんな旅行サイトのホテルの値段を比較しているので、一番安いところを予約できるんです。(弊社のステマ

 

 

 

 

 

 

 

④休眠資産の活用

使われてないリソース使って必要な人に届けることで売り上げを出すビジネスですね。

これこそシェアリングエコノミー。

 

例:Airbnb

自分が出張とかで使ってない部屋を登録することで、旅行客に使ってもらうサービスです。

 

新たにホテルを構えるのではなく、今まで自分たちが持っていた、でも使ってない部屋を貸し出すのが特徴です。

 

なので当然値段は普通のホテルより全然安いんです。

 

 

 

Airbnbの「部屋」だけでなく「空いた時間」も使われてないリソースに入ります。なので①でご紹介したUberなども休眠資産の活用ですね。クラウドソーシング(空き時間に手軽に仕事を受注できるシステム)「空いた時間」の活用ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルーオーシャン

今までの既存の枠をあえて超えることで、全然競合がいない市場を獲ることができるサービスです。まだユーザーですら気づいていないような価値を提供することが必要です。

 

 

 

例:Snapchat

LINEやMessengerで自分と相手のトーク履歴が消えたら「おい!」ってなりますよね。

Snapchatでは、友達とのトーク履歴が最大10秒で消えます。「え、そんなので連絡してたら不便じゃね?」って最初僕は思いました。

 

Snapchatは「消えるから何も考えずにメッセージが送れる!」という使い方がメインです。ユーザーは若く、10代20代に多く使われています。

 

LINEでは「明日10時に〇〇集合ね」みたいな連絡は当然残って欲しいですが、誰かの悪口とか、超ふざけた連絡とか、自分の変顔画像とか、「別に履歴が残って欲しくない」やりとりには向いていないですよね。

 

 

 

僕が思うに、Snapchatは実際の会話に寄せてるんだと思います。友達との会話中に、誰が何を話したかなんて記録されないわけで。逆に誰かがボイスレコーダーで録音してたらちょっと緊張しませんか?

 

だからこそ、若者中心に「気軽なコミュニケーションツール」として流行したわけですね。

 

このように、今までほとんどの人が価値を気づいていなかった「履歴が消えちゃうSNS」という独自の価値を提供しているんです。

 

 

 

 

 

 

 

⑥新しいコンビネーション

今まで、AもBも独立して存在してたものを、組み合わせて価値を提供するサービスです。これはわかりやすいですね。

 

 

 

例:ポケモンGO

今まで「GPSで自分の場所が地図上でわかる」という技術も。「ポケモンと出会って捕まえる」ってゲームも、別々のものとして存在してましたよね。

 

ポケモンGOはそれを組み合わせたことによって、「誰もやったことがないゲーム」としてヒットしたわけです。

 

それぞれは今まで存在していたものでも、組み合わせることで全く新しいものになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

⑦タイムマシン

名前かっこいい。これは、別の市場で流行ったビジネスモデルを、他の市場に持ってきて再現することモデルです。

 

 

 

例:GO-JEK

これはインドのサービスなんですが、ビジネスモデルはUberとほぼ同じらしいです。先進国でUberが流行っているなら、インドでもいけるんじゃないか?っていう。

しかし、ただ丸パクリしただけでは、アメリカとインドという全然文化が違う市場でうまくいくはずがありません。

GO-JEKは

 

「車ではなくバイクの配車(インドでは渋滞がひどいから)」

 

「支払い方法はクレジットカードではなくプリペイドで(インドではクレカが普及してないから)」

 

という二軸でローカライズしました。

 

そのままビジネスモデルを持ってくるのではなく、市場や文化に合わせてうまく修正することで、今までのモデルをうまく活かせるわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

アービトラージ

アービトラージってなんだそれ、って感じですよね。簡単に言ってしまえば「安く買って高く売る」です。

使い古された例ですが、「日本で150円で買ったペットボトルの水が、砂漠に行けば15000円で売れる」ってやつですね。

つまり、供給が十分にある市場から、需要が大きすぎて供給が間に合ってない市場に横流しする、というのがアービトラージです。

 

例:レアジョブ英会話

 

日本では「英語を学びたい!」って人はたくさんいます。でも日本にいる英語を教えられる人材なんて限られているし、コストも高い。

 

そこで注目したのがフィリピンでした。フィリピンは第二外国語が英語なので、英語が得意な人が多く、英会話教室の先生になりたい人がいっぱいいます。でも、みんな話せてしまうのでなかなか仕事をもらえないそう。

 

レアジョブ英会話は、この二つの環境をテレビ電話で繋げることで、安さとクオリティがという一見両立できないものを両立させました。

 

 

「供給過多のフィリピンの英会話の先生」を、「需要過多の日本市場」に渡したわけです。

 

 

 

 

 

 

 

 

⑨「イノベーションのジレンマ」を突く

大手企業が得意とするのは、「既にみんながわかっているニーズに答える」ということ。しかしそれだけだと、革新的で破壊的なイノベーションは起きません。この「イノベーションのジレンマ」を突く、というサービスです。

 

 

例:ティファール

これはスタートアップではないかもしれないが、わかりやすいので。

イノベーションのジレンマ」を「湯沸かし器」を例に考えてみましょう。

 

たとえば、「今年の製品は去年の製品よりもお湯をキープする時間が増えました!」「新機能でお湯を沸かす予約ができます!」「日本語と英語表記を切り替えることができるようになりました!」のようなもの。

 

そりゃあ予約機能があるかないかで言えばあったほうがいい。当たり前。そういう「顕在化したニーズ」を満たしていくんですね。

 

でも結果、いろんなボタンがついた2万くらいの高価格な製品になってしまったそうです。

 

 

 

 

そこで、ティファールは、大手とは違い、製品をグッとシンプルにしました。ボタンは一つだけ。お湯を沸かす以外の機能はつけない。機能をシンプルにしたことで、価格は3000円。

 

毎年毎年湯沸かし器に新しい機能をつけ、バージョンアップしている大手からはこんな製品は出てきません。これを「イノベーションのジレンマ」と言います。

 

 

 

他の例でいうと、スマホなんかもそうですね。

 

ガラゲーの頃から、携帯メーカーは機能をどんどん追加しなくてはいけません。

 

例えばユーザーにアンケートをとって、「もっとボタンを押しやすくしてほしい」「もっと画面を大きくしてほしい」と言われたら、携帯会社はそれらを改善するためにガラゲーを改良するでしょう。

 

でも、これだと既存の延長線上でしかイノベーションは起きません。(持続的イノベーション

 

「そもそもボタンを取り払って、全部画面にしたらいいんじゃない?」というのが破壊的イノベーションですね。そうしてスマホができたわけです。

 

 

 

 

 

 

⑩As a Service化する

SaaSって言葉を聞いたことはありますか?これは、Software as a Serviceの略です。あとは有名なやつだとPaaS(Platform as a Service)なんかもありますね。

 

結局どゆこと?って感じですが、僕の中では「仕事の一部を切り出して提供する」って捉えています。

 

例:AWS

これもスタートアップではないですが代表的なので。AWSAmazon Web Serviceの略です。

 

自分でサイトを作って、それを世の中に公開するためにはサーバーというものが必要になります。今までは、それを自分で借りて、ある程度知識がある人でないとwebサービスを公開することができませんでした。

 

しかし、AWSは超便利で、サーバーを借りたり、ストレージを借りたり、ドメインをとったり、っていう面倒な作業がAWSを使うと簡単にできるんです。

 

 

 

このように月々のお金を支払って、サーバーなどを「サービスとして(As a Service)」提供する。これによって、僕たちは日々の仕事を楽にすることができるんです。

 

 

 

■まとめ

今回はあくまで「フレームワーク」を10個深掘りしてみました。当然これ以外もあるし、基本的にスタートアップはこの中の要素を何個も持っているものらしいです。

 

調べてみるといろんなサービスがあるんだな、って本当に思ったので、これからは調べるだけでなく、新しいサービスを積極的に使っていきたいですね!

【Day16】SpeechLinksにかけた思い~オープン大会に一度も通ってない自分だからこそ、感じた課題~

お久しぶりです!

 

久しぶりのブログ更新となりました。

 

 

今日のブログは、ESSスピーチに関わる人に、是非読んでいただきたいです。 

 

(前回のブログでは「次回は恋愛について書きます!」と宣言しましたが、ちょっと別で書きたいことが出てきてしまったので今日はそっちを書こうと思います。)

 

 

 

 

■SpeechLinksとは?

f:id:Kouch:20181028173330p:plain

 

 

以下公式ツイッターアカウントから抜粋

【ESSスピーチ界の皆様へ】

初めまして!SpeechLinksと申します。 SpeechLinksは英語スピーチに関わる全ての人が「Link」することを目指すサービスです。 これからこのアカウントで随時、情報公開をしていきます。 皆様の応援が開発者の励みになりますので、是非フォロー・拡散お願いいたします!

 

 

 

 

 

まあ、公式ツイッターとか言ってますけど僕が作ったアカウントなんですけどね。

 

 

SpeechLinksは、僕が個人的に開発を始めた、ESSスピーチに関わる人のためのWebサービスです。(まだ一般公開はしていません)

 

簡単に言ってしまえばFacebookの英語スピーチ版」のようなものを目指しています。

 

 

自分の書いたスピーチを登録すると、いろんな人がそのスピーチを読んでくれてコメントしてくれる。

 

逆に、自分もいろんな人のスピーチを読むことができます。

 

↓テスト版の実際の画面(今リニューアル中ですが、これより死ぬほど綺麗になっています)

https://twitter.com/speech_links/status/1016641786679185408

 

 

 

 

■そもそも英語スピーチって?

 

(ESSの方はこの章飛ばしてください。)

 

そもそも英語スピーチにそこまで親しみがない人のために説明しますね。

 

僕は今大学三年生ですが、二年生まで東大のESSで英語スピーチをしていました。

 

英語スピーチって、一本作るのにめちゃくちゃ時間をかけるんです。

 

 

 

 

基本的には「半年で一本」。

 

まずは自分の中で書きたいテーマを洗い出して、

 

いろんな人とブレストをしてそのテーマを深掘りして、

 

900wordsほどの原稿を書き上げ、

 

そのあとまたいろんな人にスピーチを送り添削をもらい、

 

それを何回も繰り返して原稿を磨いていくわけです。

 

 

 

このあと、デリバリー練習と呼ばれる実際のスピーチをする練習をして、これで半年でワンセット。

 

東大のESSは、だいたい一年生後期、二年生前期、二年生後期に別れています。

 

なので、だいたいの人は三本くらいのスピーチを持っているわけですね。

 

そう!二年間在籍して持ってるスピーチってたったの三本なんですよ!

 

 

 

 

そして、そのスピーチをどこで披露するかというと、オープン大会というものがあり、各大学は一年に一回自大学主催の大会を企画します。

 

東大なら「東大杯」という名前でオープン大会があり、全国の英語スピーチをしている人がこれに応募するわけですね。(来年の3/3、本郷の安田講堂にて!)

 

その中で、予選を突破したスピーカーが初めて、大舞台に立ってAudienceの前でスピーチする権利が得られるわけですね。

 

人数ははオープン大会によって異なりますが、10人前後であることが多いです。

 

 

 

 

なので、まとめると、多くの大学では

 

「オープン大会の予選を突破して、多くの人々に自分のスピーチを聞いてもらう」ということを目標に、

 

半年に一本くらいのペースでスピーチを書いているわけですね。

 

(もちろんオープン大会に出る!というモチベ以外でスピーチをやっている人もたくさんいます。)

 

 

 

 

 

 

 

■SpeechLinksを作ろうと思ったきっかけ

 

さて、話は戻って、SpeechLinksの話です。

 

僕がSpeechLinksを作りたいなと思ったきっかけは、自分の個人的な体験が強いです。

 

実は、僕は全部でスピーチを三本持っていますが、オープンに通ったことがありません。

 

 

英語スピーチのいいところでもあり、悪いところでもあるのが、「強い人と弱い人がはっきり別れてしまう」ことな気がしています。

 

その理由としては、「いいスパイラル」と「悪いスパイラル」が強く存在しているからなのではないかと思います。

 

 

 

スピーチが強い人は、多くのスピーチ大会で評価されるので、自分のスピーチを披露するチャンスがたくさんあります。

 

なのでフィードバックもたくさんもらえて、「自分のスピーチをたくさんの人に届けられた」ということでモチベーションも持続しやすいと思うんです。

 

 

 

 

逆に、スピーチで結果が出なかった人の場合。

 

例えば、自分が半年もかけてめっちゃ磨いたスピーチがオープン大会に全然通らなかった時なんかは、そもそもそのスピーチを披露することができないわけです。

 

せっかく書いたのに、誰にも聞いてもらえない。評価されない。

 

だからこそ、次のスピーチへのモチベもわかない。オープンに出すのもめんどくさい。いいや、どうせ通らないし。みたいな気持ちになってしまうんですね。

 

 

 

 

もちろん、結果が出なかっただけでへこたれて、モチベが下がるなんて…って思う人もいるかもしれません。

 

僕の友達にも「一時期全然評価されなかったけど、そのあと奮起して今ではグレートスピーカー」って友人は何人もいます。

 

 

 

 

ただ、その一方で、「スピーチ楽しくないからやめる」と決断してしまった人も、僕はたくさん知っています。

 

 

僕はこれとは別の「即興英語スピーチ」が大好きだったので、スピーチに対するモチベーションを維持できていました。

 

でも、僕の同期には

 

「一年生の頃はスピーチ楽しくやってたのに二年生になると活動に来なくなる」

 

「せっかくスピーチを書いたのに自信がないからオープン大会に出さない」

 

なんて人がたくさんいました。

 

 

 

 

結局、17人いた東大スピーチセクション二年生の中で、二年生後期のスピーチを書いてオープンに出した人は3割程度だったような気がします。

 

しかも、他の大学の友人に話を聞いてみると、これは東大に限った話ではなく、他の大学でも同じような状況のところは多々あったようなんです。

 

 

 

 

 

 

 

■これを解決したい!と強く思った6月

 

 

 

僕は今休学していて、3月からエンジニアとして週5で働いていました。

 

ただ、6月のはじめに、「会社の業務だけではなく、自分でゼロからサービスを作ってみたい!」という気持ちが強くなりました。

 

そこで、会社に頼んで週三日勤務にしてもらい、残りの時間で自分のサービスを作ることにしたんです。

 

 

 

色々アイデアを考えた結果、「やっぱり、自分の好きな分野で、自分が使いたくなるようなサービスを作ろう」と思い、英語スピーチ関するサービスを作ることにしました。

 

SpeechLinksは、名前通り"Link"することを目指すサービスです。

 

 

 

 

本当はスピーチを書いて発表するのは楽しいはずなのに、一部の人はその楽しさを感じられずにスピーチをやめてしまう。

 

そこで出てくるモチベーションの低下は

 

「誰も評価してくれない」

「どうせこのスピーチは強くないから」

 

みたいな一種の孤独感とか虚無感なのではないかと思います。

 

 

 

 

でもこれを解決する方法って、オープンに通る通らないと話だけではなくて、

 

友達や先輩、知らない他大のESSの人でも、

 

「あなたのスピーチを読んでこんな風に思った!」

「面白かった!」

「感動した!」

「共感した!」

「明日から実践してみようと思った!」

 

みたいな「ちょっとした繋がり」でモチベーションが持続すると思うんです。

 

 

 

 

 

このブログだって一緒です。

 

更新頻度は下がってしまいましたが、わざわざ一時間以上かけてブログを書くことができるのも、

 

「これ読んで感動しました!」

 

とか

 

「また次も楽しみにしてるね!」

 

みたいな「ちょっとした繋がり」がモチベーションになるです。(本当に)

 

 

 

 

SpeechLinksでは自分のスピーチを公開したり、他の人のスピーチを好きなだけ読むことができます。

 

 

SpeechLinksがその「ちょっとした繋がり」になればいいなと思って、このサービスを開発しました。

 

 

 

 

 

 

■一度やめようと思ったSpeechLinksの開発

 

 

こんなに熱く語っていますが、実は8月〜9月にかけてほとんど開発が進んでいないんです。

 

6月から開発を始めて、7月中にリリースし、テストユーザー15人くらいに使っていただきました。

 

本来ならここでもらったフィードバックを活かしてどんどん改修して、一般公開する、という予定だったのですが、

 

僕の中で「これよりやるべきことがあるんじゃないか」とちょっと思ってしまったんです。

 

 

 

 

 

理由としては二つ。

 

一つ。もともと利益を求めるビジネスモデルじゃないので、収益化しないこと。広告とかもできれば入れたくない。

 

二つ。どんなに伸びても「ESSスピーチ」の人とターゲットを限定してるのでユーザー数が大きく伸びないこと。

 

つまり、「これ、趣味の範疇を超えなくね?起業の練習にならなくね?」って気づいてしまったってことですね。

 

 

 

なので、「せっかくスキルもそこそこ付いてきたし、もっと多くの人に使ってもらえる、利益がちゃんとでるサービスを作らないと」って気持ちになってきたんですね。

 

 

 

 

 

 

■でも、結局、おら、スピーチが好きだ!!

 

そこで一般公開せずにSpeechLinksを放置していたある日、久しぶりにユーザーにのログをのぞいてみました。

 

実は、誰がどのスピーチをいつ読んだか、いつログインしたか、とかは全部管理画面で見れるんです笑

 

全然こちらからアクションをしていなかったので、みんなSpeechLinksなんて忘れてるんだろうな〜〜とか思っていたら。

 

 

 

 

 

 

 

一日に数人ですが、まだ使ってくれている人だいた。

 

 

 

 

 

 

 

これ、結構意外で、嬉しかったんです。

テストユーザーは「明日から使って欲しい」って僕が言うから使ってくれるわけで。

 

 

でも僕が何も言ってなくても、まだ使ってくれている人がいるなんて。

 

 

 

 

 

つまり、テストユーザーとして「協力」してくれてるわけじゃなくて、

 

純粋にユーザーとして使ってくれてる、ってことだなと。

 

 

 

 

 

 

そして何より、僕のスピーチが何人もの人に読まれていて、それが純粋に嬉しかった。

 

僕自身が、「開発者」としてではなくて、「ユーザー」としてSpeechLinksを使ってみて、嬉しさを感じることができたわけです。

 

 

 

 

確かに、他のサービスに比べれば収益もユーザー数も伸びないサービスかもしれない。

 

でも、「誰かに使ってもらえるサービスを作る」っていうのは、僕にとっても大きな成長に繋がるし、

 

何よりESSのもっと多くの人にSpeechLinksを使って欲しい、と思った瞬間でした。

 

 

 

 

 

■ということで、開発を再開しました!

 

長くなりましたが、現在開発を開始しました。

 

テスト版のデザインを一新してまとめてリニューアルします。

 

フィードバックをもとに機能もいじります!

 

 

 

 

それで、11月下旬に、このSpeechLinksを一般公開したいと思います!!!

 

 

 

 

さっきの話じゃないですが、SpeechLinksを一人で開発している身としては、

 

皆さんのフィードバックや応援など「ちょっとした繋がり」が大変励みになります。

 

 

今後リリースの詳細や、使い方紹介など発信していくので、是非、公式アカウントをフォローしてください!

 

twitter.com

 

では長くなりましたが、SpeechLinksにへの思いは理解していただけたでしょうか?

 

あと、公式アカウントのDMは解放しているので、質問でも、ご意見でも、愛の告白でも、お気軽にメッセージください!

 

 

では!!