Kouchのブログ

休学中の東大生が言いたいことを言います。

【Day13】あなたは「イベント中毒」ではないですか?〜「一人の時間」を取ろう〜

お久しぶりです!こーちです!

 

大変ながらくお待たせしました!

 

ここ最近は自分のwebサービスの方に集中していましたが、ようやく落ち着いたのでブログを再開します。

 

 

 

さて、今日のお話は「イベント中毒」についてです。

 

 

今大学入ったばかりの方や、就活で忙しい皆さんに是非読んでほしいです。

 

 

 

 

 

■ひたすら予定を入れた大学一年生時代

 

さて、少し僕の一年生の話をさせてください。

 

 

 

大学一年生。それは受験から解放され、ようやく遊ぶ時間がもらえる時期です。

 

気軽に友達と遊びに行けるようになり、サークル活動がようやく始まります。

 

 

 

 

普通の大学生と同じように、僕はサークルなどで多忙な日々を過ごしていました。

 

基本的に土日は予定が埋まるし、平日も夜中に家に帰る。

 

 

そんな生活はとても体力的に大変でしたが、僕は日々充実感を感じることができました。

 

 

 

平日は友達を誘ってカラオケに行って映画観に行ったり。

 

一日空いている土日はディズニーとか横浜とかお台場とか企画してみんなで行って。

 

ESS(僕が所属していたサークル)のイベントは基本的に全部参加。

 

 

 

 

基本的に部屋で一人で過ごす時間はありません。

 

この多忙なスケジュールで、僕はとても満足でした。

 

 

 

遊びに行っていることがある種「ステータス」。

 

 

遊びまくっていると

 

「自分は友達に囲まれている」

「自分はみんなに必要とされているメンバーだ」

 

と感じることができます。

 

 

僕は全力でイベントに参加したり企画したりしました。その結果、大学一年生のスケジュール帳は真っ黒で、それを見て僕は満足していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■気づいたら「イベント中毒」になっていた

 

ただ、この生活は楽しい側面だけではありませんでした。

 

ある日、土曜日にみんなで遊びに行く予定を立てていたんですが、直前で何人かがいけなくなり、結局その予定は消滅。

 

僕はそのあと頑張ってその日を一緒に過ごしてくれる友達を探しましたが、直前だったこともあり誰も来てくれず…

 

 

 

結局、何も予定がないまま土曜日の朝を迎えました。

 

 

 

 

 

もう、イライラが止まりません。

 

 

 

苦痛。一人でいる時間が何よりも苦痛。

 

 

 

 

 

ドタキャンした人々への怒りも強くなります。

 

 

誰とも会う予定がない1日。何もすることがない。

 

 

勉強もみんなでわいわいやりたい。一人で勉強なんて寂しすぎる。

 

 

結局、その日は家で無気力のまま1日が終わりました。

 

 

 

 

 

 

さて!皆さんお気付きですか?

 

 

イベントがあるときはめっちゃ楽しくて充実感を得られる。

 

でも、イベントがないとイライラしてしまう。

 

 

これ、完全に中毒じゃないですか?

 

タバコや麻薬みたいに、イベントに依存してしまったわけです。

 

 

 

 

 

イベントに依存しているから、キャンセルされるとめちゃムカつく。

 

イベントに依存しているから、一人だと何もする気が起きない。

 

 

これが、僕が一年生の時にかかってしまった、「イベント中毒」です。

 

 

 

 

 

 

 

■二年生になって、ようやく「一人の時間」の大切さを知る

 

 

しかしながら、僕のイベント中毒もあるきっかけで終わります。

 

それはインターンでした。

 

 

二年生の夏から始めたインターンで僕ははじめてプログラミングというものに触れ、多分大学入って初めて「やりたいこと」に巡り会いました。

 

それから、僕のイベント中毒は徐々に改善していきました。

 

 

 

 

休日一人でいても、別に嫌じゃなくなったんです。

 

なぜなら一人でプログラミングしてるのも楽しいから。

 

 

 

僕は友達と過剰に遊ばなくなり、「一人の時間」の大切さを初めて知りました。

 

現在は休学して週3でインターンをしています。週4はいわゆる「全休」なのですが、週2くらいは誰とも会わない日があるくらいです。

 

現在はあくまで一人の時間がメイン。たまに息抜きや気分転換に人と会っています。

 

 

 

 

 

一人の時間が増えたことで、将来の夢や、今本当にやるべきことを考える時間も取れています。

 

 

このブログだってそうです。一人でいる時間があるからこそ、こうしてじっくり考えて言いたいことを発信することができるのです。

 

 

 

 

■イベント中毒の人は「一人で生きていけない人」

 

結局、僕がどうしてイベント中毒になってしまったかと言うと

 

「やりたいことがなかったから」

 

だと思います。

 

 

 

 

受験期はやることが山積みだったから暇になることはなかった。

 

でも、大学に入ると自由な時間がいきなり生まれる。

 

そこで僕は充実感を感じるためにイベントを入れまくってしまったのです。

 

 

 

 

つまり、一人では充実感を得られない人間。

 

他人に依存しないと生きて行けない、中身が空っぽの人間だったのです。

 

 

 

 

 

これは逆効果で、他人に依存する人間は魅力的じゃありません。

 

そりゃそうですよね?「俺誰かと一緒じゃないと何にもできないんだ〜」って人間と一緒に過ごしたいですか?

 

 

 

だからこそ、その人と一緒に時間を共有したいと思う人も少なくなり、またイベントを入れるために必死になってしまうのです。

 

 

 

 

■さて、あなたはイベント中毒ではありませんか?

 

もし、あなたが、

 

 

 

 

イベントそのものに価値を感じるから参加している。

 

のでなく、

 

イベントに積極的に行っている自分に価値を感じている。

 

 

 

もしくは

 

 

 

 

一人の時間も好きだけど、イベントがあると楽しい。

 

ではなく、

 

一人の時間が苦痛で、イベントがないと不安。

 

 

 

ならば、イベント中毒かもしれません。

 

 

 

 

 

 

これは遊びのイベントに関わらず、就活などでも同じことが言えると思います。

 

 

 

就活が始まって不安。とにかく何かしなくては。

 

それでとりあえずいろんな会社の説明会とか面接に行ってみる。

 

 

 

僕の周りにはこういう人が多い印象があります。

 

 

 

 

この思考で怖いのは、「満足感を得てしまうこと」です。

 

 

 

 

 

 

結局興味ない会社の説明会に行っても自分の成長には繋がらない。

 

でも「説明会に行ってる事実」のおかげで「なんとなく就活頑張ってる」と思うことができます。

 

 

 

 

 

これは、留学とか資格の勉強も同じですね。

 

本当に「留学したい!」「この資格が俺の人生に必要だ!」と思っているなら素晴らしいことです。

 

でも「とりあえず留学したり資格を取っておけばかっこいい」という思考回路は危険です。

 

 

 

 

 

結局ゆっくり考える時間がない。日々忙しい。

 

そうすると、本当にやりたいことがわからないまま、ただ日常に忙殺されて大学生活が終わってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

■自分のやりたいことを見つける!そのための時間を取ろう

 

「自分が将来やりたいこと?うーん、考えたいんだけど今忙しいから…」

 

最近の大学生はこういう人が増えているように感じます。

 

 

 

もちろん、「やりたいことがわからないから色々体験したい」と決めたのなら正しいです。

 

 

 

僕が危険だと思うのは、「とりあえず充実感を得られることやっておく」という思考回路。

 

 

 

 

「考える」という行為はとっても頭を使うので、みんな嫌がることです。

 

「とにかく手を動かす」方がもちろん楽です。

 

 

 

 

でも、そうしていると「本当にやりたいこと」を見失ってしまう。

 

 

イベントに頼らず、やりたいことを見つける、考えるための時間を作りましょう。